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伝統を紡ぐ
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一昔前までは、日本建築にタイルを使うことが普通でしたが、最近はユニットバスの利用が増えました。このお風呂は、お施主様のご要望により、笠間焼のタイルの豊かな表情 — 色や形のムラ — から生まれる遊び心を大切にして作りました。お施主さまのお友達の陶芸家によるタイルになります。

100年近く経っているケヤキの蔵戸は、建物に利用する15年ぐらい前に手に入れ、事務所に保存していたものです。和洋折衷の建物に合うように、ステンドグラスをはめ込みました。戸のサイズを合わせるために上と下を加工しています。
茨城県の笠間焼きタイルを使ったお風呂

古い蔵の戸を再利用したエントランス
この唐紙は、お施主様とお話し合いを繰り返していくなかで、一般的な襖紙よりも京都の伝統的な唐紙がお部屋にぴったりくると判断し、ご提案させていた
だきました。唐紙は、版画の技法を使って一枚一枚丁寧に作っていきます。それによって生まれる柔らかい上品な美は、日本の職人の技の賜物です。

京からかみの襖




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